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- Urushi no Irodori
Urushi no Irodoriは、普段漆器に馴染みのない方にも気軽にお使いいただけるようにデザインされた日常使いの漆器です。 漆の木の樹液から精製される天然素材である漆は、水・熱・酸・アルカリに強く、抗菌効果も備えています。 耐久性・安全性に優れ、使い込むほどにしっとりとした深い艶を増す漆器は、古くから日本人の暮らしのなかで愛用されてきました。 いま再び、漆器の新たな魅力と出会い、身近に楽しんでいただきたいという想いから、Urushi no Irodoriは生まれました。 木地師が手仕事でろくろ挽きしたケヤキの木地に、漆職人が漆の下地を施し、研いで肌を整え、ひとつひとつ丁寧に刷毛で色漆を上塗りしています。 木目を残し、刷毛目をいかした「搔き合わせ」という技法で、手仕事ならではのあたたかみや自然な風合いを大切にして仕上げました。 スタッキングしたときのフォルムの美しさにもこだわり、食卓でも食器棚の中でも心地よいアクセントをもたらします。 また、他の素材の食器と組み合わせて使うことでそれぞれの良さを引き立て、見た目にもおいしい食卓を演出します。 日頃お使いの食器と同じように、日常で漆器をお使いいただければ幸いです。 -- 漆作家 阪本修によるデザイン漆器プロダクト「Urushi no Irodori」 作者紹介 | Profile 阪本修 SAKAMOTO Osamu 漆作家として活動し日常使いの器やお茶道具などの制作をしつつ、デザインプロダクト「Urushi no Irodori」の企画・制作も行う。 <略歴> 1979年 奈良市生まれ 指物師三代坂本曲齋の三男 2006年 石川県立輪島漆芸技術研修所髹漆科卒業 目白漆芸文化財研究所入社 重要無形文化財保持者(蒔絵)室瀬和美に師事 2012年 独立 2014年 「Urushi no Irodori」立ち上げ <展覧会歴> 2010年~2020年 「作家による うるし・おわん・うつわ展」西武池袋本店(東京) 2013年 「現代茶湯アワード 弐〇壱参」(東京) 2014年 「ててて見本市」(東京) 「デザインマルシェ」(大阪) 2015年 「ててて見本市」(東京) イタリアにて京都市主催の工芸イベントに出展 JPホーム(ミラノ) 「阪本修(うるし) 西山芳浩(ガラス)二人展」ギャラリーにしかわ(京都) 「田中美佐 竹内玄太郎 阪本修 三人展」GALLARDAGALANTE(京都) 「Enjoy The Colors!~カラフルな器展~」伊勢丹新宿(東京) 「樋渡賢 阪本修 二人展」桃居(東京) 2016年 「奈良ズ者ノ仕事場」 奈良ホテル 「阪本修 うるし展」 五風舎(奈良) 2017年 春日大社第60次式年造替「瑠璃燈籠」制作 「樋渡賢 阪本修 二人展」桃居(東京) 2018年 「KOUGEI NOW 2018 - Kyoto Crafts Exhibition"DIALOGUE"」ホテルカンラ京都 2019年 「第88回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2019」 「阪本修 うるし展」五風舎(奈良) 「漆の未来を見てほしい 日本漆山脈forever」阪急うめだ本店(大阪) 「樋渡賢 阪本修 二人展」桃居(東京) 「阪本修 うるし展」木屋(奈良) 2020年 「奈良の贅沢時間展」セトレならまち(奈良) 2021年 「―寧楽づくし工芸展― 代をつなぐ」柿傳ギャラリー(東京) 「ちんゆいそだてぐさ」「灯しびとの集い」「クラフトフェアまつもと」 京都職人工房「職人たちのマーチ」「てひとのて」などクラフトイベント・グループ展に多数参加 <メディア> 「Casa BRUTUS 2014年12月号 メイド・イン京都カタログ」今、欲しいと思う手仕事カタログ特集掲載 「MISS Wedding 2015年秋冬号」鉄板の引き出物特集掲載 「Yomiっこ 2016年8月号」掲載 「産経新聞 2014年11月26日」掲載 「なごみ 2013年4月号 現代の茶道具100選」掲載 他多数 <受賞> 第30回日本伝統漆芸展 朝日新聞社賞受賞 京ものユースコンペ 特別賞受賞